企業型確定拠出年金(DC)
企業型確定拠出年金とは・・・
自分が将来受け取る退職金、年金。
一時金(退職金)か年金の形で受け取れる。
積み立てた資産は原則60歳まで引き出せない。
会社が毎月の掛け金を出してくれるので、自分でどの商品を買うか選んで運用していく。
運用する商品の中には元本保証型の定期預金などの他に、投資信託などがあり、どの商品を選ぶかで毎年の運用成績が変わる。
積み立てた資金を受け取るまでに15年以上の期間がある場合は投資信託を選ぶ。
→理由は、投資信託は元本保証ではないが、全世界に投資した場合、15年以上運用すると元本はマイナスにはならないという結果が出ているから。
それに、運用でプラスとなった部分の金額には税金がかからない(非課税)ので、投資信託で運用し多く儲けた方が非課税のメリットが大きい。
投資信託の選び方
1.株式100%のものを選ぶ
2.全世界に分散するようにする
3.インデックス型(パッシブともいう)を選ぶ→アクティブ型というものもあるが、手数料が高いので儲けが少なくなる
4.インデックス型の中でも手数料(信託報酬という)が低いものを選ぶ。
もし、15年以上も運用する期間がないとか、もっと守りたい(減らしたくない)場合は、ローリスク、ローリターンの国内債券も組み込む。
年齢が上がるにつれて資産が減った時に取り戻す時間が少なくなるので、年齢とともに国内債券に比率を上げていくといいかも。
企業型確定拠出には、企業が出してくれる掛け金にプラスして自分のお金も出せるマッチング拠出という制度もある。